2024年3月10日に中京競馬場で開催された金鯱賞G2のレース結果を振り返ります。
馬柱だけではわからない有利・不利など、次回予想に必要なレース中の情報をまとめています。

後半には着順以上に評価できる馬をピックアップしていますので、是非最後までご覧ください。
1.金鯱賞のレース結果
着 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 人 | タイム | 着差 | 通過順 | 上り | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() | 4 | プログノーシス | 牡6 | 川田将雅 | 58 | 2 | 1:57.6 | ⑪⑩⑧⑤ | 34.3 | 480(+9) | |
2 | ![]() | 3 | ドゥレッツァ | 牡4 | ルメール | 59 | 1 | 1:58.4 | 5 | ⑨⑧⑥⑤ | 35.0 | 472(+4) |
3 | ![]() | 6 | ヨーホーレイク | 牡6 | 藤岡康太 | 57 | 6 | 1:58.5 | 1 | ②③③② | 35.4 | 522(+14) |
4 | ![]() | 12 | ハヤヤッコ | 牡8 | 幸英明 | 57 | 8 | 1:58.7 | 11/2 | ⑪⑫⑪⑩ | 35.0 | 490(+6) |
5 | ![]() | 10 | アラタ | 牡7 | 横山典弘 | 57 | 9 | 1:58.7 | アタマ | ⑩⑪⑪⑩ | 35.0 | 474(-6) |
6 | ![]() | 2 | ワイドエンペラー | 牡6 | 高杉吏麒 | 57 | 12 | 1:58.8 | クビ | ⑬⑫⑬⑬ | 34.7 | 504(+4) |
7 | ![]() | 5 | ブレイヴロッカー | 牡4 | 丸山元気 | 57 | 10 | 1:58.9 | 3/4 | ⑤⑤③⑤ | 35.6 | 466(-2) |
8 | ![]() | 11 | (外)エアサージュ | 牡6 | 池添謙一 | 57 | 5 | 1:59.2 | 13/4 | ②①①① | 36.3 | 530(-2) |
9 | ![]() | 13 | レッドジェネシス | セ6 | 角田大和 | 57 | 13 | 1:59.5 | 2 | ⑧⑨⑩⑩ | 35.8 | 498(-6) |
10 | ![]() | 7 | ヤマニンサルバム | 牡5 | 三浦皇成 | 57 | 3 | 2:00.0 | 3 | ②③③④ | 36.8 | 512(+10) |
11 | ![]() | 8 | バラジ | セ5 | 菅原明良 | 57 | 11 | 2:00.2 | 1 | ⑤⑦⑥⑧ | 36.6 | 508(-4) |
12 | ![]() | 9 | ノッキングポイント | 牡4 | 戸崎圭太 | 57 | 4 | 2:00.3 | 3/4 | ⑤⑤⑧⑧ | 36.8 | 494(+2) |
13 | ![]() | 1 | シーズンリッチ | 牡4 | 吉田隼人 | 57 | 7 | 2:01.3 | 6 | ①②②② | 38.2 | 518(+26) |
内前有利馬場で届くか懸念されていたプログノーシスが圧勝。
1番人気のドゥレッツァも後ろからの競馬となり、外から迫るも差は縮まらず。
2.金鯱賞のレース展開
①タイム・ペース
距離 | 200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m | 2000m |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
累計 | 12.7 | 23.4 | 35.0 | 46.5 | 58.4 | 1:10.9 | 1:22.9 | 1:34.9 | 1:46.1 | 1:57.6 |
ハロン毎 | 12.7 | 10.7 | 11.6 | 11.5 | 11.9 | 12.5 | 12.0 | 12.0 | 11.2 | 11.5 |
明確なハナ主張馬がいない事で、逆にハナ争いが長引き1:57.6と高速決着。
シーズンリッチとエアサージュのハナ争いが長引き1000m58秒4と速めに展開したミドルペース。
②トラックバイアス
- 中京芝2000m
- Bコース2日目
- 1周コーナー4つ
開幕週の良馬場開催は、もちろん内前有利。
③隊列
1コーナー | (*1,6,7,11)-(5,9,8)13,3,10(4,12)2 |
---|---|
2コーナー | (1,*11)(6,7)-(5,9)8,3,13,4,10(2,12) |
3コーナー | 11,1(6,7,5)(3,8)(4,9)13(10,12)-2 |
4コーナー | 11(6,1)7(4,3,5)(9,8)(10,13,12)-2 |
開幕週で速くなりやすい中京競馬場。
加えてコーナー4つとなるとどうしても内前有利は必須だが、ハナ争いが長期化したため先行勢はややオーバーペースに。
向正面では前4頭とその他で分かれ、全体でいうと縦長よりな隊列。
3コーナーで距離は詰まり、ペース的に見ると5頭目以降の馬に展開が向いた印象。
馬場を加味すると内側の中団以降に恩恵あり。

3.金鯱賞の注目馬
高評価ピックアップ
④プログノーシス
3コーナーからポジションを押し上げ、直線に入ると”いつの間に”と思うほど前方に位置し最内先頭に躍り出る。
そこからダントツの末脚で他馬を引き離し圧勝。
ローテーションや追い切り、展開不利を懸念されていたが、すべて払拭した圧倒的な能力はさすがに高評価。
⑥ヨーホーレイク
先頭集団が軒並み失速順位を落としていく中、上位人気2頭に差されつつも何とか3着に粘り込み。
2年以上ぶりの出走+若干前不利なペースでしっかり残れたのは高評価。
中評価
⑫ハヤヤッコ
結果的に展開の向くポジションとなったが、ほぼ同じポジションの②ワイドエンペラー、⑩アラタと比較すると、やや外を回した分不利あり。
それでも4着に食い込んだ末脚+直線ではスルスルと最内に移動した機動力は評価。
その他寸評
①シーズンリッチは向正面に入るまでハナを主張するも、その後⑪エアサージュが強引にハナを奪い取り、2頭ともオーバーペースで共倒れ。
③ドゥレッツァは直線で外に出して2着まで伸びたが、流石に勝ち馬と着差が大きく、それ以外の相手レベルも微妙な点を考慮すると「もう少しやれた」感が否めない。
その他は特に評価できるポイントなし。

【高評価】
プログノーシス・ヨーホーレイク
【評価】
ハヤヤッコ
次走に向けて
基本的にタイム・ペースは前後の有利・不利に影響し、トラックバイアスは内外の有利・不利に影響します。
縦横の有利なポジションを予想できれば、レースの恩恵を受けられる馬が見つけやすくなります。
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