2024年2月25日に中山競馬場で開催された中山記念G2のレース結果を振り返ります。
馬柱だけではわからない有利・不利など、次回予想に必要なレース中の情報をまとめています。

後半には着順以上に評価できる馬をピックアップしていますので、是非最後までご覧ください。
1.レース結果
着 | 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 人 | タイム | 着差 | 通過順 | 上り | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() | 8 | マテンロウスカイ | セ5 | 横山典弘 | 57 | 7 | 1:48.1 | ③③③② | 37.2 | 484(0) | |
2 | ![]() | 7 | ドーブネ | 牡5 | 吉田隼人 | 57 | 10 | 1:48.4 | 2 | ①①①① | 37.9 | 470(-12) |
3 | ![]() | 4 | ジオグリフ | 牡5 | 戸崎圭太 | 58 | 4 | 1:48.5 | クビ | ④⑤⑥④ | 37.3 | 516(+12) |
4 | ![]() | 3 | ソールオリエンス | 牡4 | 田辺裕信 | 58 | 1 | 1:48.6 | 1/2 | ⑪⑫⑬⑫ | 36.4 | 466(0) |
5 | ![]() | 13 | マイネルクリソーラ | 牡5 | 津村明秀 | 57 | 13 | 1:48.8 | 11/2 | ⑭⑭⑬⑭ | 36.6 | 460(+2) |
6 | ![]() | 11 | タイムトゥヘヴン | 牡6 | 大野拓弥 | 57 | 15 | 1:48.9 | 1/2 | ⑭⑭⑬⑫ | 36.7 | 494(+4) |
7 | ![]() | 9 | エルトンバローズ | 牡4 | 西村淳也 | 57 | 2 | 1:49.0 | クビ | ⑥⑤④④ | 38.0 | 522(+8) |
8 | ![]() | 16 | ホウオウリアリティ | 牡6 | 菅原明良 | 57 | 16 | 1:49.2 | 11/4 | ⑩⑩⑪⑨ | 37.3 | 486(0) |
9 | ![]() | 10 | ラーグルフ | 牡5 | 三浦皇成 | 57 | 12 | 1:49.3 | 1/2 | ⑪⑫⑪⑨ | 37.4 | 502(+2) |
10 | ![]() | 12 | ボーンディスウェイ | 牡5 | 木幡巧也 | 57 | 11 | 1:49.4 | 1 | ⑧⑦⑥⑥ | 38.2 | 494(+4) |
11 | ![]() | 5 | ヒシイグアス | 牡8 | キング | 58 | 3 | 1:49.4 | ハナ | ⑥⑦⑧⑨ | 37.9 | 498(+13) |
12 | ![]() | 2 | ソーヴァリアント | 牡6 | 武豊 | 57 | 5 | 1:49.4 | アタマ | ⑪⑩⑨⑥ | 37.8 | 520(+22) |
13 | ![]() | 14 | エエヤン | 牡4 | Mデムー | 57 | 9 | 1:49.5 | クビ | ②②②② | 38.8 | 492(+2) |
14 | ![]() | 15 | テーオーシリウス | 牡6 | 永野猛蔵 | 57 | 14 | 1:50.2 | 4 | ④③④⑥ | 39.2 | 472(+4) |
15 | ![]() | 1 | レッドモンレーヴ | 牡5 | 横山和生 | 58 | 8 | 1:50.9 | 4 | ⑯⑯⑯⑯ | 37.2 | 512(+14) |
16 | ![]() | 6 | イルーシヴパンサー | 牡6 | 岩田望来 | 57 | 6 | 1:54.0 | 大差 | ⑧⑨⑨⑭ | 42.3 | 484(+4) |
開幕週・稍重・ハイペースと偏った要素が組み合わさった結果、3頭の伏兵で決着。
先行から突き抜けたマテンロウスカイが勝利。
2.レース展開
①タイム・ペース
全体時計
例年よりはかかっているものの、稍重にしては速めの1:48.1。
ペース
距離 | 200m | 400m | 600m | 800m | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m |
累計 | 12.7 | 23.9 | 35.6 | 47.2 | 58.6 | 1:10.5 | 1:23.0 | 1:35.3 | 1:48.1 |
ハロン毎 | 12.7 | 11.2 | 11.7 | 11.6 | 11.4 | 11.9 | 12.5 | 12.3 | 12.8 |
ドーブネが先頭。馬群を離さず引き連れて1000m58.6秒のハイペース。
②トラックバイアス
コース
中山1800m 1周 Aコース(開幕週)
馬場
稍重・内前有利
③隊列
1コーナー | (*7,14)8(4,15)(5,9)(6,12)16-(2,3,10)-(11,13)-1 |
2コーナー | 7,14(8,15)(4,9)(5,12)6(2,16)(3,10)-(11,13)=1 |
3コーナー | 7,14,8(9,15)(4,12)-5(2,6)(16,10)(11,3,13)=1 |
4コーナー | 7(8,14)(4,9)-(2,15,12)(16,5,10)(11,3)(6,13)=1 |
スペースなく詰まった状態で隊列を形成。
馬場とコースは内前有利だが、稍重でこのハイペースだと後ろに展開が向きそう。
昨日の開幕1日目から、直線に入った隊列のまま決着するような馬場であり、結果的にもやはり内前に恩恵があった。

3.注目馬
高評価ピックアップ
⑬マイネルクリソーラ
ゲート内落ち着きなくスタートは出遅れ。
道中は後から2頭目で脚をため、直線では大外から驚異の末脚で惜しくも5着。
本来は3〜5番手の好位で競馬することが多く、自在な脚質も高評価。
その他寸評
評価ややUP
⑦ドーブネ、⑧マテンロウスカイは楽に有利な位置を確保することに成功。
いずれも馬場とコースが味方したが稍重ハイペースに耐えた点は評価。
④ジオグリフは4コーナーから加速し3着確保。相変わらず長く良い脚。
③ソールオリエンスは惜しくも1/2馬身届かず4着。皐月賞のような展開ではあったが馬場負け。
その他
⑨エルトンバローズは最内ではないものの先行勢好位を確保したが伸びず。ペースか重馬場が起因なのか。
⑪タイムトゥヘヴンは4.5着馬とほぼ同位置で構え、馬場の良いやや内側を後から差してくるも伸びきれず。
⑮テーオーシリウスは一つ内側のエエヤンについていく形で外前につくが、外回しハイペースで消耗し、直線ではズルズル後退。不遇ともいえるが”にしても”といった印象。
その⑭エエヤンも最後の直線の坂まで。楽に好位を取れた割に残っていなかった。
①レッドモンレーヴは殿から。大きく離れ直線でも特に出番なし。距離とコースが不向きか。
②ソーヴァリアントは中断からやや後方に位置。道中ジョッキーが抑えるような動きあり。4コーナーでグイグイ上がってきて良いコースで直線を迎えるも伸びず。
次走に向けて
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